【ステラルーメン】ウォレットの有効化について

はじめに

この記事では、Stellar Lumensのウォレットの有効化という技術的な仕様について説明します。
Stellar Lumensは開発者向けのドキュメントやSDKも揃っており、とても扱いやすいCryptoプロジェクトの1つです。

ウォレットの有効化について

Stellarネットワークは柔軟性があり、ネットワークに対して誰でも簡単に、ウォレットを作成することができる機能があります。
しかし、悪意のある人がStellarネットワークに大量のウォレットを作成するとネットワークには大きな負荷が掛かってしまいます。

このようなネットワークの負荷を防止するために、XLMのウォレットを初めて作成して、送金や着金を行えるようにする際に、1枚のXLMが消費されます。これをウォレットの有効化といいます。
この有効化は、Stellarネットワークが内部で消費するものであり、取引所など、Stellarネットワークを利用したサービス提供者が集めているものではありません。
また、1度有効化を行えば、今後はXLMが引かれることなく利用できるようになります。

対象となるのはメモ不要ウォレット

取引所ウォレットではない、アプリなどで作成した個別のウォレットなどです。
具体的にどのようなものが該当するのか、以下も合わせてご確認ください。
参考 【ステラルーメン】メモがいる?いらない?ウォレットについてDoshブログ

有効化の手順

STEP.1
有効化されていないウォレットを用意する。(Solar Walletなど)
STEP.2
取引所など、XLMが取引できるウォレットで、1 XLM用意する。
STEP.3
有効化されていないウォレットに向けて1 XLM送付する。
STEP.4
自動的に1 XLM差し引かれて有効化が完了します。

まとめ

Stellar Lumensのウォレットで、実際に送金や預入を行うには、ウォレットの有効化というものが必要です。これは、ステラの保護のために行われています。
それぞれの取引所で行う送金や預入にウォレットの有効化が必要ない理由は、取引所が1番最初に有効化を済ませているからなのです。

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